Category: 在宅勤務

在宅勤務の仕事が多いIT業界の現状

IT業界では、会社に出勤せず、リモートワークで済ませる案件が多いと言えるでしょう。IT企業が発注するプログラミングやシステム構築といった業務は、ネット環境とパソコンさえあればできる仕事なので、リモートワークで十分なのです。リモートワークなら、通勤費を節約できる上、従業員もラッシュアワーの満員電車に乗る必要がありません。会社内にデスクを置く必要もなくなり、会議室の使用頻度も減って、経費を節減できるでしょう。

従業員が何千人もいるような大企業なら、サテライトオフィスを設置して、従業員を自宅の最寄りのサテライトオフィスでリモートワークさせることも可能です。しかし、一般的な中小企業ではサテライトオフィスを設置するほどの余裕はないので、在宅勤務が中心となるIT企業が少なくありません。在宅勤務は勤怠管理が難しいのですが、受注した仕事を完成して納品するというIT業界に多い請け負いの仕事であれば、特に問題ないでしょう。

納品の際も、会社を訪問せずに郵送やネットを利用して届ければ足ります。発注企業や取引先と打ち合わせをする必要はあるものの、web会議や電話を使えば意思疎通も常時可能です。特に、ITフリーランスと契約する場合は、リモートワークの必要性が高いでしょう。

フリーランスが在宅勤務で仕事をしてくれれば、発注企業はフリーランスのために社内設備を整える必要がありません。フリーランスも、自分のペースで仕事できる在宅勤務を望むケースが多いのです。