ITエンジニアには様々な職種がありエンジニアの人材は不足していますが、働く職種によって将来性は異なります。クラウドエンジニアは将来性の高い職種で、クラウドでシステム開発を行っています。クラウドで動作するアプリケーションだけでなく、それを動かすための構造の設計も仕事の1つです。
クラウドにはAWS、GCP、Azureなどがありそれぞれ異なる特徴を持っているため、クラウドエンジニアがすべてのクラウドで活躍できるわけではありません。世界で活用されているAWSのエンジニアの需要は特に高くなっています。
経費削減のために、サーバや情報システムなどのオンプレミスをクラウドに移行する企業も増えています。このためクラウドエンジニアの仕事はオンプレミスの移行とシステム開発に分けられ、仕事によって求められる人材が異なります。クラウドのシステム開発には仮想化技術やコーディング能力などの高いスキルが必要になると予想されます。
企業の情報流出や仮想通貨の盗難などサイバー犯罪の増加と巧妙化のため、セキュリティエンジニアにも需要が集まっています。顧客の要望に応えて企画や提案、設計と実装、セキュリティテストを行うのが仕事です。常に最新のサイバー攻撃の情報に通じ、サーバやセキュリティ、AIやデータ処理などの高いスキルが求められます。犯罪の高度化に伴って、セキュリティエンジニアに求められるスキルも高度化しています。ネットワーク情報セキュリティマネージャーの資格やセキュリティ分野の認定資格などがあればステップアップに役立ちます。
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